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手話の世界を広げて


一般の小学校や中学校へろう者の僕と交流するワークショップや講演会に行くことがあります。

10年前から全国各地の色々な学校に行ってやっています。


ろう者の僕と聴者の小学生、中学生とのワークショップや講演会の中で時代の変化を感じる事があります。


10年前の児童達からの質問や感想の中には、
「耳が聞こえなくて困ったことはなんですか?」や
「耳が聞こえなくて辛かったことはなんですか?」といった質問や
「耳が聞こえなくて大変だなぁと思いました。」という感想が多かったのですが、

ここ最近では、
「手話がうまくなるにはどうしたらいいですか?」
「手話は、どこで勉強したらいいですか?」
「お店で注文するときはどうやるのですか?」

…などといった「ろう者は、耳が聞こえなくて大変」というのは、
わかったうえでの手話などのコミュニケーションの手段についての
質問や興味が以前と比べて多くなりました。



各地での「手話言語条例」などといった動きの中で、
それぞれの地域で手話奉仕員などがお話に行ったり、
地域のろう者が行って講演される場を作って、「ろう者」や「手話」に触れる機会が多くなったことが大きいと思います。



この10年の間の全国各地の聴覚障害者団体の取り組みの成果が表れたのかと実感しています。



僕の日常生活にも駅や交通機関、飲食店や美容院などで、手話で話しかけられることに驚くことは少なくなり、生活の中に手話が浸透し始めたのだなぁと実感しました。



でも、これもまだまだほんの一部で今後も言語としての手話で、たくさんお話したい。


手話の世界が広がると自分の世界がさらに広がります。



2016年度のNHKみんなの手話もまた講師を務めることになりました。
2シーズン目の「みんなの手話」、テレビでも応援よろしくお願いします。



善岡 修



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